世の中は、過去に経験したことのないような出来事が続いており、
それでも外に出て、働いてくださっている方々のお陰で、
今のところ自分達は、何とか生活を維持出来ている状況です。
当方のような革工房は、もともと店舗は持っていない分、
普段から配送業者さんや郵便局、銀行、ハンドメイドサイトや決済会社、
ホームページやSNS、このブログの運営会社様のシステムなど
様々な企業様に頼っております。
もちろん、革問屋さんや資材屋さんも言わずもがなです。
どの企業様もテレワークや、交代出勤などの不便をともないながら、
それでも現在、不足なく使わせていただいていることを、
ありがたく思わないといけませんね。
小さな革工房が出来ることは、限られているかも知れませんが、
どうしても外に行かなければならない方々のリスクがなるべく減るように、
我々は不急不要の外出は、極力控えようと思います。
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さて、3月の初め頃にご紹介した ■革製ドームペンケースのブログ の中で、
雑誌サライの付録の太軸万年筆「雪舟ブラック」について書いたのですが、
その後、過去のサライの付録を遡って、
「若冲レッド」「北斎ブルー」も手に入れ、そのカラーやデザインに合わせた
ドームペンケースを制作してみました。
【作品No.20200409-01】
黒革と赤革は、従来から扱っているタンニンなめし革を使用し、
青革は、生成りの素上げ革を当方で染色した革を使用しました。
ペンのキャップについた「クリップ」の先の尖ったのカーブをイメージして、
ペンケースの蓋の形を、細い流線形にしました。
蓋の内側には黒革を使用し、側面のコバ(革の切断面)も黒にしました。
万年筆の尻軸部分の「黒」に合わせています。
また、キャップのリングカラー(ゴールド・シルバー)に合わせて、
ペンケースのベルト部分には、銀と金に染めた革を使用しました。
縫製糸は、レザー縫製用の金糸と銀糸を取りよせ、丁寧に手縫いしています。
いかがでしょうか?
万年筆やボールペンなど、高価なものでなくても
自分が書きやすい!!と思える1本は、何より貴重な1本だと思います。
それらのボディのデザインに合わせたペンケースに収納するというのも、
とてもお洒落な小物使いかな?と思います。
【作品No.20200409-02】
黒の軸に、金のリングが光る万年筆用のペンケース。
ベルト部分の両サイドを金色に染め、金糸で手縫いしています。
※これらは全て参考作品ではありますが、場合によっては販売もする予定です。
気になる方はぜひご一報くださいませ。
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本日のおまけ写真(*´ω`*)
いただき物のジャガイモの中に混じっていたピース型?うさぎ型?イモ。
美味しくいただきました!
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