年明けのご挨拶から、気が付けば少し時間が経ってしまいました。
今年は、もう少し頻繁にブログを書こう!!と目標に掲げたにもかかわらず、
なかなか(;^_^A
でも、どうしてもご紹介したい作品をいくつか!!
春にお財布を新調すると縁起が良い、と言われていますので
最近制作した、ロングウォレットとハーフウォレットをご紹介いたします。
【作品No.20180115-01】
【ロングウォレット:作品No.20180115L】
【ハーフウォレット:作品No.20180115H】
ロングウォレット(長財布)と、ハーフウォレット(二つ折り財布)をペアで制作しました。
生成りヌメ革を使用し、黒麻糸とエンジ麻糸で手縫い縫製しています。
生成りヌメ革の経年変化を楽しみたい、とのことで、表面はあえてシンプルにし、
縫い糸だけが映えるようなデザインにしています。
ロングウォレットの背面には、ポケットを縫い付けています。
全てのパーツをタンニンなめし牛革でお作りするため、
厚みや重さを考慮して制作しているので、市販のお財布よりは、
カード収納やポケットも少ないのかも知れません。
でも、この重厚感は、ご使用していただいた人にしかわからない良さだと思っています。
革を部分的に漉いて、無用な厚みは出さぬよう工夫しています。
ロングウォレットのコインケースは、ファスナーで開閉するタイプです。
ハーフウォレットの右側にはカードポケット、左側にはコインケースを設けています。
コインケースは大きく開きますので、小銭が探しやすくなっています。
二つのお財布には、お揃いのハリネズミのシルエットを入れ
麻布(せぴあ・ちょこ)を貼り込みました。
ロングウォレットのハリネズミの横には文字の刻印を
ハーフウォレットのハリネズミの横には四葉の刻印を入れました。
※全て革で制作した財布は、最初は革も硬く、なんとなく使いづらさを
感じられることもあるかと思いますが、使ううちに柔らかく馴染んできます。
また、生成りヌメ革は最初は白に近い肌色で、ふいについたシミや汚れが気になりますが
経年変化がすすみ、全体的にアメ色に変化していくと、それも目立たなくなり、「味」となります。
お二人で、そのような変化も楽しんでいただきたい作品です。
この度はご注文、誠にありがとうございました。
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本日のおまけ写真
インスタグラムでも、先にご紹介しましたが、
お正月休みに、制作していたロングウォレット2つ。
左の作品は、知人にどうしても、と頼まれて、生成りヌメ革の染色を試しつつ作ったもの。
右の作品は、問屋さんに分けてもらったクロコ型押し革を使用して、自分用に作ったもの。
やっぱり初春に使う財布は、気分も新たになり気持ちが良いものです。
知人にも、とても喜んで貰えました。
一番手前は、5~6年使っている生成りヌメ革が経年変化した財布。
春財布=「張る財布」 たくさん財布に入りますように(^人^)
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