Michaelmas Term 終了 | From the City of Dreaming Spires (Oxford MBA 2009/10)

Michaelmas Term 終了

先週無事学期末試験が終了。オックスフォードの学期末試験は、オックスフォードが得意とする「伝統」がふんだんにちりばめられたものだった。


まずは、試験を受ける格好。サブファスクといわれるマントの着用が義務付けられ、白の蝶ネクタイ、白いワイシャツ、黒のスーツ、靴下及び革靴でないとならない。軽度の違反者は警告ですむが、重度の違反者は落第となってしまう。実際自分は革靴が黒でなかったという事で警告をもらってしまった!かなり黒に近いダークブラウンで問題ないだろうと思っていたが、ここまで厳しいとは。


次に、試験期間中、胸ポケットに花を挿す伝統がある。試験初日は白、試験期間中はピンク、最終日は赤。これは義務ではないのでさすがに警告はもらわないが、なかなか粋な伝統なので実施している学生は多い。


あと、学期末試験は、Examination Schoolという試験を監督する為だけに存在する建物内で実施される。ここにはFull Timeで働いている試験官が何人もいて、彼らは一年中試験の管理・監督だけをひたすら行っている。


これらの「伝統」は学部・専攻に関係なく全ての学生が遵守しなければならない。さらに教授にも適用されるところが驚きだ。担当教授は、教授用の豪華なサブファスクを纏って試験会場に登場する。



From the City of Dreaming Spires (Oxford MBA 2009/10)-Oxford Colleges