♯001 はじめに | OXALIS&Dogs#**新潟市 犬のデイケア&ケージレス ペットホテル,ドッグトレーニングPalma**

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OXALIS&Dogs♯ **新潟市のドッグトレーナー櫻井 敬典のブログ**
新潟市 中央区 犬のデイケア&ケージレス ペットホテル
・ドッグトレーニングの店舗Palma(パルマ)店主のブログ。
ドッグトレーニングやPalmaの日常、看板犬ぷりんとのお散歩などについて綴っています。

◆近況
ちょっと更新休んでました(^_^;)
思い付くままに書いてきた当ブログですが、少しブログの構成を変えて行こうかと思います。
当面、「お散歩」に焦点を絞った話しをしてゆきます。

◆本文
昨年の12月でPalmaをオープンして一年が過ぎました。

自分で言うのもなんですが、Palmaはちょっと変わった犬のホテル&デイケアです。

近年、ケージレス環境での犬のお預かりをするペットホテルは増加傾向にあるように思えます。

ケージレス環境に加えてPalmaでは、通常メニューとして「お散歩」を最重視しています。







基本的に、
「午前と午後の1日2回、各々最低30分(天候と場所で変わります)」
のお散歩を欠かしません。

最低30分と書きましたが、メンバーによっては60分以上歩くことも普通です。

場所は主に近隣の大規模な公園ですが、天候の悪い日には市街地のアーケードを歩いたりします。

当然、車で移動します。
お散歩は車内から始まっていると私は考えていますが、あまり長い移動はしません。
せいぜい片道20~30分までです。

日本においては珍しいスタイルのホテル&デイケアだと思いますが、海外に目を向けてみると実は普通で当たり前のことです。

Palmaオープン前に、海外の預かりも行うドッグウォーカーを随分と参考にしました。

英国等では、ドッグウォーカーが犬達にゼッケンを付けてノーリードで公園や自然の中を歩いていたりします。

お預かりも自宅内でフリーだったりするので、Palmaのイメージを固める段階で非常に参考になりました。

そんな中で、日本にはこの「ドッグウォーカー」という文化(これは文化ですよ!)が根付きにくく、また「不足している層」でもあると以前より感じています。

「お散歩代行」はちょっとニュアンスが異なります。
お散歩代行はペットシッターに位置付けられ、各ご家庭ごとにお世話をしてお散歩に行きます。

ペットシッターは犬にストレスの少ないとても優れた仕組みなのですが、日本では鍵を預けることへの抵抗感からか地方では特に普及が進んでいません。

西欧ではペットシッターもドッグウォーカーも日本より遥かに普及しているようで、「お金を払えば」お散歩を頼める仕組みが整っているようです。

英国では、自治体発行のドッグウォーカーライセンスの所持・不所持により扱える犬の頭数が異なります。
「ライセンス所持は8頭まで、ライセンス不所持は4頭まで」といった具合です。

このぐらいの頭数までが適切だと思います。英国ではドッグウォーカーがノーリードで犬達を公園お散歩させたりしますので頭数制限が必要なのでしょう。

米国では普通に10頭以上の犬を引き連れて街中をドッグウォーカーが歩いていたりするようですが、画像を見てみるとリードがグチャグチャな場合もあり、なんだかなぁ?と思います。
逆にリードが絡まずに10頭以上の犬達をリラックスさせた状態で歩いているプロフェッショナルドッグウォーカーの姿は惚れ惚れとします。

Palmaがお預かりを5頭までとしているのは、開業当時の私がお散歩出来るのがぷりんも含めて最大6頭と考えたためです。
今は慣れたのでもっと多頭でもお散歩できますが、犬の最低限の「お楽しみ」をキープするためにはやはり同時に6頭までが適切だと思っています。





ドッグウォーカーは概ね2つの形態があり、1つは朝夕のお散歩タイムに各ご家庭を巡回&お散歩をしながら沢山の犬達をお預かりをしてお散歩をしながら各ご家庭にお返しします。
もう1つはPalmaのようにお預かりした上でのお散歩&デイケアのスタイルです。

どちらにも共通なのは別々のご家庭の犬達を同時にハンドリングすることです。

これには、出張ドッグトレーナーやお散歩代行とはまた異なる、独自のノウハウが必要になります。

ドッグウォーカーのリードの持ち方ひとつとっても独特なのには相応の理由があるのです。

私はあまりリード等の道具にこだわりがありません。ほとんど場合は普通のカラーとリードで十分です。

チョークチェーンは持ってすらいませんが、どうしても特定の犬が興奮し過ぎてお散歩をメチャメチャにしてしまうような場合に限りスリップリードやスリップカラーを使用します。

私は、ロングリードでのお散歩が好きですがスリップカラーで興奮を落とすことも実は得意です。

スリップカラーを上手く使うとガンガン引っ張る犬を「お手本」のように歩かせることも出来ます。

しかし、これは「他の犬のお散歩が台無しなってしまうぐらいの激しすぎる興奮」についての非常手段としています。

ただし、犬のお散歩で最も重要なことは「引っ張らない(=不適切な興奮をしない)こと」です。

距離や時間(運動)はその次です。

「犬も飼い主もリードが緩んでリラックスした状態で世界を知ること」

これにつきます。

何故なのか?

これから順に話してゆこうかと思います。



つづく



※当面、PCからの更新はしませんので文字サイズが小さいかもしれませんがご了承お願いします。
書けるときにスマホで一寸ずつ書きすすめて切れの良い所で更新する不定期スタイルで続けます。


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