テレ朝が台湾地震における避難所のテント設置を報道しています。厳密には台湾側の標本サイズ1なので「台湾地震でテント設置された避難所の報道」なのですが、記事タイトルの「日本の避難所は劣悪?台湾の避難所テントに注目 福島は数時間で整備 能登、東京都は…」は日本と台湾を比較しています。まるで台湾は標本サイズ最大です。

「日本の避難所は劣悪?台湾の避難所テントに注目 福島は数時間で整備 能登、東京都は…」(4/5、テレ朝news)
他国も自国もすごいところは褒めて見習うべきだと思うのですが、少ない標本サイズで優劣を語るのは話がずれていると思います。どちらの国でもテント備蓄していない避難所やテント設置面積に比べて避難者が多過ぎる避難所もあると思います。

SNSを元にしたニュースは増え続けていますが、下調べされていない報道なら元の国や組織のXを見た方が正しくて早い気がします。

追記
別の記事によると元テレビ朝日の玉川徹氏も台湾側の標本サイズ1で台湾と日本を比べられたとのこと。

玉川徹氏「これがなぜ日本でできないんだろう」台湾東部沖地震受けた両国対応の「差」に言及(4/5、日刊スポーツ)