メガネをかけているわたしはメガネをかけているメガネを外して世界を見る遠くのものも近くのものもぼんやりとしてよく見えないでもそれがわたし本来の世界なのだろう私の世界は小さな小さな箱庭そんな箱庭の中で泣き笑い怒り落ち込み安らいでいるわたしはメガネをかけているそうしていつもは他人と共通の世の常識の世界を見ているからときにはメガネを外して箱庭の中に還るのである