名古屋市立鶴舞中央図書館は名古屋市立の図書館の中で最も古い図書館で1923年に開館し、蔵書数は愛知県内最大の約140万冊を誇ります。現在の建物は1984年に完成したものです。最寄り駅はJR東海・中央本線の鶴舞駅で、駅の眼の前にある鶴舞公園の中に位置しています。駅は「つるまい」駅なのですが、公園と図書館は「つるま」公園/図書館となっており、読み方に注意が必要です。

図書館の概要

 この図書館には駐輪場、駐車場が完備されていますが、駐車場はかなり狭いようでした。図書館が位置している鶴舞公園はかなり広めの公園で、四季折々の景色を楽しめそうです。訪れたときは桜のシーズンだったので花見のイベントをやっていました。図書館の地下一階にはスガキヤという東海地方ローカルのラーメンチェーン店があり、その横には休憩コーナーと自習ができる部屋がありました。部屋には160もの座席があり、予約制となっているようです。休憩コーナーの付近には外に出られるドアがあり、外では湧き水が展示されています。図書館の辺りは湧き水が出る地域のようで、一日の湧出量は650㎥程度だそうです。利用客が立ち入りできる階は地下1階~2階までとなっています。

トイレ

 さて、本題の設備の話です。1階・2階は男性用トイレ・女性用トイレ・身障者用トイレの設置があります。今回は多客混雑のため、身障者用トイレのみの取材を行っています。

  • 大便器  ×1
  • 洗面器  ×1

が主な設備です。

大便器【珍品】

1977年から1983年にかけて製造された伊奈製陶の車いす用フラッシュバルブ便器、C-4Kが設置されていました。美術品のような美しい見た目をしています。感激です。ただでさえ便器の形状がゴツいのに親子便座が設置されているため余計に存在感が増しています。

2階は給水管が1階と異なっていました。

周辺器具

洗面器

 洗面器は伊奈製陶の身体障害者用洗面器L-364ANが設置されていました。