28日の火曜日



天気が大荒れに荒れた日

父の葬儀をおこないました。



こんな時に限って…傘台風



「お父さん、

行いが悪かったんじゃないの!?(笑)」



なんて天に向かって言っていたのですが…



朝と夜は大荒れだったのに

ちょうど葬儀の間はぴたりと雨も止み

なんならうっすら日がさしてるような

時もありました



やっぱり最後まで家族思いの

お父さんだったのね〜おねがいラブラブ




じつは私、父の呼吸も心臓も止まり、

息を引き取った瞬間…



とても落ち着いていられました。



不思議なんですけど

息を引き取った瞬間に



病気の弱った父が亡くなり、その代わりに

元気だったいつもの父がスッと戻ってきた

感覚になったんですよ。



元気な父はもちろん目の前には

見えないのですが



確実に自分の近くに元気だった父が

やってきたと思ったんです。



後に母も同じようなことを言っていて

やっぱり本当だ!って思いました。



別に私は霊感とか

そういうのは何もないんですけどね。



父の容態が悪くなり

実家に行ってから何日も

私は泣いてばかりで母に怒られ

どうしても涙を止めることが

できなかったのに



父が息を引き取ってからは

泣いていません。



遺体を火葬炉へ入れるときは

さすがにくるものがあるかと

思いましたが

すんなり見送ることができ

泣くことも悲しい気持ちもなかったのです。



これも母も同じことを言っていて

泣くかと思ったけど別に悲しくなくて

泣かなかったのが不思議と言っていました。



まるで冷たい親子のようですが泣き笑い



母は父の癌がわかった頃からずっと



「お父さんがいないと嫌だ泣

お父さんより先に死にたいあせる



とよーく言っていたので

心配なほどだったんですよ。



そして父に

「最初は悲しいかもしれないけど

すぐにケロッと忘れて大丈夫になるよチョキ

と慰められていました。



やっぱり一番つらく苦しかったのは

父の心臓が止まった時よりも

意識のある父とのお別れでしたね…



今、普通に父を思い出して泣くことは

ないのですが

このお別れのことを思い出すと

泣きそうになります泣くうさぎ



父との最後のあいさつの



お父さん大好きだよ〜あせる



と言った時の

父の「OK(わかってるよ!)」



という合図と



手をギュッと握ってくれた時のこと…泣くうさぎ





父に薬を入れ、

だんだんと意識がなくなるであろう時に

何度も何度も



「おとうさん!ずっと一緒にいるからね!

ずっと一緒だよ!ずっと一緒にいてね!」



って言い続けました。



今は、父がそれを叶えてくれて

父が本当に近くにいてくれて

寂しくないのかなと思います。



でも、猫たちの時はずっーと寂しかったあせる

猫たちももっと私のそばに来ておくれ〜えーん




葬儀の翌日



ずっと忙しかったので

母も疲れていると思い



中国から急遽戻ってきてくれた次女と私で

母を海へ散歩に連れ出し



海を見ながら父の話しなどをし

気持ちよく過ごしました。