二十歳を過ぎた一般人がジャンプをすることはほとんどない。
せいぜい水溜まりを踏みたくない時などに「ホッ!」と大股の延長で飛び越える程度だろう。
もう10年以上本気でジャンプをしていない私は時々怖くなる。
知らない間にとてつもないジャンプ力がついていたらどうしよう。
反動をつけて真上に本気でジャンプしたらそのままバイキンマンのごとく空の彼方に消え去って、もう花の都大東京に戻ってこられないのではないか。
そんなバカげた妄想をしてしまうぐらい本気のジャンプというものから遠ざかっているのだ。怖い。飛べない。だからジャンプしない。負のスパイラルで更にジャンプから遠ざかっていく。
今日も私は地に足をつけていきていこう。