眺めても
眺めても
見つからない目標は
探しても
探しても
見当たらない夢となった
進めば進むほど
歩めば歩むほど
私という
一人の人間の愚かさを
白い紙に
綴る日々
世の中が
一陣の風として過ぎ去るのならば
何をもって
その先を例えなければならないのか
意味を理解しなければならないのか
あぁ…
立ち止まったままでも良いと
誰か
言ってはくれないのだろうか
無価値な石ころのように
河の対岸へ
放り投げてはくれないのだろうか
目を閉じたその瞬間に
もう…
目覚める必要の無い
そんな
簡単に終える
一時は
来ないだろうか…
折れ曲がった心を
元に戻そうとして
ぽっきりと折れてしまった
私は
そこから
湧き水のように溢れる
朱色の
憎しみを
恨みを
怒りを
哀しみを
抱きかかえて
誰かが通るであろう
道を
汚している
世界中のどの足跡よりも
くっきりと
はっきりと
残している
ただ一度だけ
振り返って眺めた時
その足取りは
何かを必死で取り戻そうとしているような
不統一な波を描いていた
死に
切れなかったのだ…
by梟霊