梟霊のブログ -163ページ目

梟霊のブログ

適当に詩をUPします。
評価に、興味なし
フクロウ大好き
きのこ大好き
山菜大好き
ハーブ大好き
とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

 

 

私は…

壊れたのだろうか

 

私は…

壊れたのだろうか

 

静かな雨が降る

夜の

とある日に

ふと

窓の外を眺めると

暗い中に

更に暗く

ゆらゆらと蠢いたり

動かず佇んだりしている

黒い靄が無数に在った

見えるはずの無い

何かだという事は解る

だが

外に出てまでそれを確かめるかと言われれば

それはない

本能で

いけないと

理解していた

だが

不思議と

寝る妨げにはならず

遠くの街灯まで

まるで人混みのように

溢れていたそれは

次の朝

居なくなっていた

 

 

私は…

壊れたのだろうか

 

私は…

壊れたのだろうか

 

連休という一息一考するには

良い時間だ

雨の日のことは

すでに忘れ

自身の今後について

薄暗い部屋の中で考えていた

テレビもつけず

ラジオも聞かず

外の音だけを聞いて

天井を眺めていた

ふと…

実家に行く用事が在ったことを思い出した

着替えて

いつも通りに支度して

向かったまではよかった

真昼間だというのに

ゆらゆらとした透明な何かが一定の距離を保って

引っ付いてくる

気になって仕方がないが

よく見ようとすれば

消えてしまう

それに気を取られれば

中央線だの

なんだの忘れて

蛇行や急ブレーキをしてしまう

疲れているわけでもないのに

私の目は

壊れてしまったのだろうか…

 

ただ…

一つだけ気が付いたことが在る

 

車には

お守りとして

小さな鈴が付いていた

急発進

急ハンドルをすれば

チリンチリンと愚痴ってくる

 

それが

その日に限って

揺れても

窓ガラスにぶつかっても

一切

鳴らなかった

 

何かに怯えたように見えたのは

気のせいだったのだろうか‥‥

 

 

 

 

 

 

by梟霊