生きていいですか
どうして
その言葉が出てくる
世の中になってしまったのか
生きてていいですか
どうして
そんな言葉が零れる
世界になってしまったのか
辛いから
苦しいから
逃げ出すことに
躊躇いはなく
ぶら下る
命尽きた
躰は、風にすら揺れる
空を歩き
燃え尽きた
躰は、石よりも重くなる
軽いのか
そうでないのか
まるで判らない
今
命そのものの姿が
其れこそ
道具のようになってしまったのか…
命が溶け出して
流れていく
それが時間というもの
何もしなくても
いずれは尽きる
光の帯
我々は
人生という暗い宇宙のようなものを旅する
流れ星
あぁ…
飛ぶことを止めれば
人は人でも唯の石
自ら閉じた
その命に華はなく
破片もどこかに散らばって
其処ら辺の石ころと見分けも付かず
きっと
何かに踏まれ忘れ去られ
埋もれてしまうのだろう
それは
あまりにも
勿体無い
それは
あまりにも
勿体無い
そうは、思えないだろうか…
そこに、辿り着けないだろうか…
私は思う
可哀想などという同情
憐れみを受け取ってまで
其処に逝く必要はない
破華石になる前に
死に様は
自由であろうが
拠り所に寄りかかり過ぎて
起き上がることが
一人で叶わなくなるくらいなら
初めから
信じることなどやめて
孤高として
歩めば、良いのに
と…
ただ…
そこに
手を差し伸べていないものが
つべこべ
言えるわけでもないのだが…
by梟霊