眠れる森の少女 | 梟霊のブログ

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適当に詩をUPします。
評価に、興味なし
フクロウ大好き
きのこ大好き
山菜大好き
ハーブ大好き
とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください



鳴り響くのは
私に、生きろと言う
病室の機械たち
寝静まる部屋が
どれだけ静かだったことだろう
あぁ・・・
苦しい
あぁ・・・
苦しい
地上に居る筈なのに
空気はどこ?
地上に居る筈なのに
空は、どこ?
星は?
街は?
どこにいったの?
私は・・・
どうなったの?

今眠ったら
永遠に起きることが無いような気がした
でも
寝ても
覚めても
一向に時間が進まない
あれ?
一日ってこんなに長かったっけ?
夜って
こんなに長かったっけ?
私の中の
葛藤が
この鼓動を迷わせているように
思えた
誰か、楽にしてほしい
あぁ・・・
この苦しみから
楽に、してほしい
瞼の裏のあの頃の輝きが
ずっと
私に生きろと言う・・・

いっそ眠ったらどうだろう
王子様が居るなら
きっと
助けてくれる

だった
けれども
待てど暮らせど
この唇に在るのは
無味無臭の風を
胸の奥底にまで無理矢理送り込む
管の接続部
温かな温もりも
爽やかな香りも
美しい自然も
何もない
白一色の天井に
ただ
灰色の影やらシミやらが
覗き込んでいる
水墨画ならまだしも
意味のない
何か彷徨っているかのような
曖昧なそれは
時々途切れる意識の中で
知らない声で
まだだ、まだだよと
囁いている
それが
何故か
五月蠅くもあり
心地よくもあった


by梟霊