紅葉林 | 梟霊のブログ

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適当に詩をUPします。
評価に、興味なし
フクロウ大好き
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山菜大好き
ハーブ大好き
とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください




日、出処
踏み落ちる命あらば
歩み逝く命もまた、あり
沈む度に
伸びる影を眺め
共に笑う日々を
ゆらりと楽しもう
山々を越えるかのような
歳月が
四季に表を変える紅葉林のように
静かに
また、わたしのこころを染めて行く
死して白く埋もれる前の
赤々と燃ゆる命の姿を
この地に刻み
日暮れ前の
ほのぼのとした
少し寂し気な風の音と
少し冷たい背中の部屋と
梁の上から見下ろす
愛しき人の笑顔と共に
はらり
ほろりと
散ってしまう時を
見届ける
あぁ、雲よ
そこで消えてしまうなよ
あぁ、虫たちよ
そこで止んでくれるなよ
一息
この一息に
想うに相応しい
思い出を
この眼に染み込ませているのだから
ゆるりと
どうかゆるりと
私の傍で
腰かけておくれ
誰かの笑顔が
あの地から来るまでは
来るまでは

もみじよ
もみじ
花より燃えし
葉の舞は
桜桃艶めく時雨より
静かに長く
鼓動を止めるのですね
この灯と時を
あの人と過ごせたなら
どんなに
未練なく日々を送れようか
恋に始まり
愛を紡ぎ
慈しむ思い出を
巡りめく日々
あなたが見れなかった景色を

私が楽しんでいます
遥か遠く
しかし
すぐ傍らの花のような「あなた」
時間とは
なんと贅沢なものだったのでしょうか
なんと輝くものだったのでしょうか
この眼が
白くなる前に
あなたが言ってくれたことの意味を
ようやく
ようやく
解った気がします
ようやく
ようやく
ようやく・・・
解った気がしたのです・・・



by梟霊