さい
始まりを告げる
針の調べ
刹那の交差路の向こう側
誰もいないその向こう側
居ないはずとは言えないはず
招かれざるものは
つねに
人の好奇心を釣り上げては
うっすらと微笑みその背後に立つ
闇より暗き
暗がりに
光と言えぬ色をもって浮かび
声とは言えぬ声をもって訴える
人は皆
それを怪異という
人は皆
それを霊という
人は皆
それを魔という
延々として
炎々として
奄々として
蜿蜒として
永遠の中に
留まり続ける
魂と呼べぬ欠片たち
鋭く光るものもあれば
鈍く光るものもあろう
さいは突然として降り注ぎ
恐怖と後悔に突き落とすだろう
ゆえに
さいがある場所へと
近付くということは
自ら暗闇に飛び込む
志願者とみられ
引き摺られ
呑み込まれようと
致し方、ないことであろう、な
by銀翼のキケロ
言葉遊びですが、気分がすぐれなくなるかも
知れませんね♪