夢か、現か
当たり前と他人に言えることは
君より前に生きていた人が
必死で作り上げた土台が在るからだ
君は、自慢げに話すが
それは自慢できる代物じゃない
君が、他人に話すべきは
君という存在が、今この時この場所に居る
そのことだけ
そのことを如何に有意義なものであるかを
語ることにこそ
価値が在り
意味がある
とある老人が
語る
時に彼は
この世界は
夢か、現かと・・・
問いかけてくる
幾度目かの投げかけに
私は、答えた
太陽は、その輝きで星々を隠し
その道を照らし
恵みを与える
月は、その輝きで
星々を導き
安らぎを与える
この世界に
光も、暗闇も意味があり
存在する
強すぎることもなく
弱すぎることもなく
互に互いの妨げにならぬよう
適度に存在する
ならば、夢か現かなんて問いはない
どちらも夢であり
どちらも現実である
どちらかなんて言うのは
この命尽きるころ
生きるか、死ぬかの問だけで十分だ
なぜなら、それ以外の事象全て
個々の瞳が見ている世界
あなたの言う問いかけは
否定も肯定も、他人がすることではなく
自身が、自身の答えをもって
行うべきものだからだ
by銀翼のキケロw