負け犬の遠吠え
どうしても伝えたかった
どうしても会いたかった
でも
時間がそれを許さなかった
世界がそれを認めなかった
気が付いたころには
全てが遅すぎて
遠くで幸せそうな君を見つめて
背中を見せた
夜
誰もいない公園で
月と共に泣く
悔しくて
悔しくて
なにより
前へ進めなかった自分が許せなくて
遠くで光る街並みに
大声で叫んだ
自分で広げてしまう傷口
辛くて
悲しい
苦しくて
切ない
恋の始まりが終わりだったその日
僕は、僕に負けていた
愛を知って、受け入れた昨日
僕は、僕自身を殴り飛ばしていたのに・・・
泡のように何もかも消えてしまった
大きな月は
きっと何かの蓋で
僕は、その中に閉じ込められたんだ
鏤められた星たちは
せめてもの慰めで
僕が、僕を辞めてしまわぬように
肩を叩いているんだと
錯覚していた・・・
by幻想師キケロw