粋骸
最後に、笑って逝ける事は
その人にとって
最高で最後の計らいだ
良い人生を送ったのだろう
幸せであった
ありがとうと
感謝している証拠だ
だから私は
そういった人々を
粋骸と呼ぶ
ただし
証拠であっても本当かどうかの真実ではない
それは
生きている人の憶測でしかない
もしそれが
私であったなら
やっと、死ぬことができた
そのことへの安堵と解放だろうな
家族だろうが
他人だろうが
知ったことではない
悪であろうと
善であろうと
知ったことではない
死人の顔ほど
謎めいたメッセージを
秘めているものはないだろう
だってほら
死人に口なしっていうじゃない?
私たちが死ぬ時って
やっぱり
秘密は、秘密のまま
胸に抱えて
逝くんだよ・・・
どんなに親しい人ですら知らない
知らせていない
知らせる必要が無い
私だけの秘密を、胸に抱えて
心という宝箱の蓋を閉じるのさ
それが、人の終わり方
ただ、笑って死ねたらいいなってのは
どんなに捻くれた私でも
考えてしまうものだよ?
by銀翼のキケロw
音楽で、印象が変わるように創ってみました。
それと
粋:心持がサッパリしている。
骸:死人の体
粋+骸=粋骸:後悔なく、清々しい顔をした死人、幸せそうな笑みを浮かべた死人
という意味を込めて題名としました。詩の中身とは別にです。どうでしょうか(笑)