末路
さしあたっては、すべて行き止まり
見渡せば
どこまでも続く草原だというのに
この道だけを辿れば
どれもこれも
行き止まり
この時を、打破するためには
人という道を外れなければならない
戻ってこれるかもわからないその草原の
果てを望めば
風が手招きをする
空と雲が笑い
大丈夫だと背中を押してくる
だが、私の足は動かない
確証も根拠もないその言葉
その笑顔
追い詰められたものの末路など
決まっている
それを知っていても
私の足は、何かを恐れた
広がっているのは
唯の大地
唯の草原
でも、そこが安全だとは
誰も言っていない
なにも術を持たぬまま
歩ける場所でもないんだよ・・・
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by幻想師キケロw