絶望と希望の間
この道の先を知ったところで
君は、止まらないだろう
未来を、知ってしまったとしても
僕の時間は、止まってはくれないだろう
もしも、僕らの行く先が交差するのなら
君は、振り返り
僕は、手を伸ばす
これは、絶対だ
なぜなら、それが生死を分けた場所だから・・・
あぁ、なぜ
あぁ、どうして
幾ら、同じ人であっても
平等という言葉が、この紛い物のこころに
深く深く突き刺さる
こんなにも無慈悲な世界に
ひらひらと遠くに行ってしまうチラシのような文字
いっそ、こんな都合のいいものなんて
無くなってしまえば、どんなに楽だろう
でも、それすら望めない
それが社会というもの
すべての世界が灰色となって
錯綜する思考回路
何もかもをあきらめて
ただ一点ばかりをふらふらと往復する
絶望と希望の間
僕が死に
君が生きた
事実
その背中の中に
それぞれ複雑に入り組んだ道があり
二人とも抜け出せずに俯いて
とぼとぼと
歩き続けるんだ・・・
なにかそう
開き直る答えが
見つかってしまうまでの
僅かな間に・・・
by幻想師キケロw