伝言
大人になって
気が付いたことが、たくさんある
大人になって
後悔したことがたくさん、ある
それを、言葉にするには
あまりにも難しくて
何度も、何度も
顔をくしゃくしゃに押しつぶした
でも・・・
それを、子供たちへ伝えていかなくちゃいけない
葛藤と歯痒さ
空を見るよりも簡単なのに
まるで音楽の譜面を教えているような
難解な表現
どうすれば
単純に理解してもらえるのだろう
私たちが、経験してきた過ちを
ただ、それを途中であきらめて
いつしか
嫌いだったあの大人たちのように
大きくなれば解ると言っていた
それに気が付いたころには
子供たちは、もう大人で
ああすればよかった
こうすればよかったと
耳元で、囁く
嘆く
なぁ、見ているか?
子供たち
大人になるってのは
こうなることだぞ?
なぁ、聞いているか?
子供たち
大人になるってのはな?
俯いたまま、進まなくちゃいけないことなんだぞ
それが嫌ならな
一つだけ
伝えておこう
言っておこう
無駄にするな
どんなに馬鹿げていようとも
出来ることを
転んでも、罵られても
一つずつ解決していくんだ
いいか?
子供の時にしか許されていない
時間というものがあるんだ
もう一度言う
努力だけじゃ解決しないことを解決するには
どんなに馬鹿げていようとも
できることを
一つずつ
解決していくんだ
遊びながらでも
授業をサボっていても
それだけは、やってできないことはないからさ
じゃあ、頑張れよ
by幻想師キケロw