黒の投影 | 梟霊のブログ

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とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

黒の投影
 
 
 
仕事・・・
早朝から声を荒げては
気を抑え
終れば、死んだように眠る日々
ただ、ただ、一日は早く
気がつくたびに月は終わり
新たな月に入る
楽しむ暇も
落ち込む余裕も無い
ぶつかっては跳ね返される
ぶつかっては堪え
ぶつかって
ぶつかって乗り越える
夢の中でも
何度も失敗して
目が覚めてしまう夜を過ごし
狭間にて
水を求め
暗い部屋をうろつき
溜め息を漏らした
 
冬には珍しい
満月の顔を拝んだ
白銀の部屋の中
一分一秒が
とても、とても
大切に思えた・・・
 
うとうとと作業車の中
移動の真っ只中
賑やかな先輩の声など
遠くに息を潜め
この空間には
流れる影と
車のライトと私
そして、幻かどうか判らない
黒い影が
そこに立っていた
ゆらりとして
ぬらりと立っている
頭のようなものを持ち上げては
こちらを見ているような素振りをする
かと思えば
俯き、うなだれているように見える
はて・・・
無関心にじっとそれを眺めては
睡魔と闘う私
動いているはずなのに
距離は縮まらず
動いているはずなのに
通り過ぎることは無い
不思議な影
なんだろう
まるで炎でも見つめているような
感覚に堕ちていく
 
肩を叩かれて
我に帰る
はっと、同じところを見ても
もう、その影は無い
在るとすれば
止まった車の前を横切るたびに出来る
黒い塊だ
最後に横切った私のを含めて、な
 
 
 
 
by幻想師キケロw