余韻 | 梟霊のブログ

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とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

余韻


深い闇
四方の角すら見えない部屋
この目蓋を閉じてしまえば
明日へ行けるというのに
私は、じっと
なにかを見つめる
無くし軽くなった背中
同じく両の手
全ての感覚を巡ってはみたものの
やはり、何か忘れ物をしたような
緩やかな不安があり
今日を終えることが出来ない…
一時的に、閉じたが
舌の上に残る旨味と
至るところから聞こえてくる祝音
華やかな街並みの余韻が
眩しくて
眩しくて
とくん、とくんと
胸の中を盛り起ててくるのです
全く
普段は長くて暮れない一日も
聖なる日とあらば
瞬く間に過ぎ去って
名残惜しいと思ってしまう
のですね…
と、小さな幸せと寝付けぬ苛立ちの狭間で苦く笑い
ゆっくりと
しっとりと
夢の中の何処かへ沈むのです




by幻想師キケロw