苦悩
生き物を愛でることはできていても
この手で抱きしめることだけはしない
愛しすぎて
力の加減を、間違えてしまうから・・・
生き物を愛おしむことはできていても
この身の傍らに置くことはできない
愛しすぎて
気持ちの加減が、わからなくなってしまうから・・・
生き物を愛することはできていても
この心の前に抱き寄せることを拒む
愛しすぎて
その命さえも、燃やしてしまうから・・・
ただ、一度だけそれらを許すときがある
安らかな顔で
眠ったお前を
少し淋しげな面持ちで
抱き寄せて
ありがとうと言う
そう、生きている
ということが終った
抜け殻に
自分の温もりを分け与えるときだけ
私は、初めて
そして一日だけ、お前を
この手のひらで
摩ってやるのだ・・・
生きているうちにしてやれなくて
ごめんなと、呟きながら・・・
by幻想師キケロw
これ、自身のことです。生き物を飼うということはそれだけ苦労も在るけれどそれ以上のものをペットからもらえます。けれども、人にも向き不向きがあるように、命の扱いにも不器用なものがいるのです。私のように。ですから、最愛の猫が死んでから、これと言って、身近に生き物は置きません。殺してしまうだけですから。
皆さんも、ペットは大切に、そして、飼うときも覚悟を持ってやってください。