混心「こんしん」
影は、地面を這いずり回るものじゃないの?
失ったものは大きくて
綺麗で
宝石のように大切なもの
あまりにも鮮明で
あまりにも突然で
自分の部屋に居ても
その場所が別のどこかに思えて落ち着かない
趣味やなにかに手を伸ばしても
なにも始まらず
幾度と無く
君の跡も追ってみた
けれども・・・
連れ戻されて
まだ、生きている
やるせなさが
からんころんと心の中を駆け回る
無力感が
美しいと想う心を覆い隠し離さない
暗闇が君の幻影を見せる
孤独が君の笑顔を創り出す
一人
独り
嫌だ・・・
嫌だ、嫌だ・・・
ヒトリだけは嫌だ!
全てを閉ざし
全てを跳ね返し
私は、
私の思い出と戯れた
by幻想師キケロw