男、泣き | 梟霊のブログ

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適当に詩をUPします。
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とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

男、泣き
 
 
 
違うと否定したかった・・・
けれども
突き放す君のひとみ
冷めた笑顔に
何もできなった・・・
 
一人に戻った
空っぽの時間に
隙間風が入り込み
なぜか見渡す部屋
とても広く見えた
思い出だけが
カラフルな額縁の中に
ほこほこと熱を帯びて
じわり、じわりと押し寄せてきては
おかしなタイミングで
心を擽り、引いてゆく・・・
朝の鳥の囀りに混じって
押し殺した泣き声が
ぽつり
ぽつりと
波紋を描いて
伝わっていく
次第に大きくなって
君の名を
呼んでいた
未練ばかり
引き摺っているようで
格好悪い、けど・・・
それだけ、本気に愛することができた自分が居る
忘れろ?
できるわけないだろ
あぁ、できるわけ無いさ・・・
握り締めてくしゃくしゃになって
よれよれになった写真に
あの時の言葉を流し込んだ・・・
 
仕事へ出る時間だ
何度も振り返る自分の部屋
重く響く
歯ブラシの上下に削る音
溜め息
夢であったなら
君は今も
僕の傍らで
笑っているだろう
夢であったなら・・・
君は今も
僕の傍らで
今日の愚痴を溢していただろう
でも、そこにあるのは
冷たさと孤独だけ
一人に戻ってしまったという現実が
鏡のように
僕を睨みつけている
引きずるような足音を最後まで消すことなく
外へ出た
晴れ渡る
少し肌寒い世界が
モノクロの少し古いような寂しさに包まれて
僕の背を
早く行けと、こころなく押した・・・
 
 
 
 
 
 
by幻想師キケロw
 
なんとなく、描いてみた。
こんな恋したことある男性は居るものだろうか・・・・