ゆらぎ
風音に揺られ
可憐な花を結び
百合に負けじと伸ばす姿の
雑草
名も無き草でさえ
自らの意思で立ち上がり
天を見上げ、輝くなか
傍らに立つ自らの足の
足元の
細きことを嘆く私は
ただ一寸の揺らぎでさえも
型を失う
砂の城の如きよなぁ・・・
人、一人
人、独り
よもや絶やすのは
容易い草花も
個の人の前には
壁になる
物を使わねば
亀裂すら入らぬ岩でさえ
草も、水も
やってのける
無力な手と
無慈悲な空に
こころのゆらぎは
淡々と
坦々と
時を喰らい
私を不自由にしていくのだ・・・
by幻想師キケロw