無気力 | 梟霊のブログ

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とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

無気力
 
 
 
 
こころ
それが私の受け皿の名前だった
 
希望
其れが私の受け皿に入っていたものだった
 
意思
それがその両者を支えるものだった
 
信念
その意思が聳え立つための土台だった
 
 
まるで
植物が光を求めるかのように
私たちは
上を目指す
より強いほうへ
強いほうへ
生まれてから
死ぬまで
より多く学び
より多くを虐げて
育っていく・・・
やがては
大人と言う大樹に立ち向かうまで
その身を膨らませ
技術を茂らせる
ただ・・・
その途中で落ちこぼれたものは
横たわり土に返るか
細々と
漏れ落ちてくる光で生きながらえるかを
必然的に迫られる
一見、並列上に見える
人の世界も
野生の法則と何も変わらない
ピラミッドの形をしているのだ
 
 
無気力
こころと呼ばれるものが割れたこと
 
絶望
受け皿の中身がなくなったこと
 
投げやり
支えていた柱が折れてしまったこと
 
無関心
柱を支える土台が死んでしまったこと
 
幾ら光が雨のように降り注いでも
受け取れるのは
ほんの一粒、二粒
鋭く輝く破片が
無造作に散らばり
魂という何も見えない空間で
叫び出す
甘えや我儘を
それから
逃げたくて
逃げたくて
逃げたくて・・・
どうしようもないくらい
この世界から逃げ出したくなる
だって・・・
目の前に広がるのは
立派な木々の姿だけだから・・・
 
  
その子の涙が
落ち葉のように思えた
 
その子の空をみつめる姿が
水溜りのように思えた
 
その子の傷が
あの山のように思えた
 
その子の淋しそうな笑みが
夕焼けに伸びる影のように思えた
 
この掌に収まる
小さな手
其処に刻まれた時間の止まった数
私は、知らない振りをして
それを隠すように
繋いだ
不思議そうに見上げる瞳は
あどけなさで輝いている
けれども
我に返れば
中身のない
人形のように無気力で
握り返してくれることは
ないんだ・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
by幻想師キケロw