独りの背中
逃げている
果てもない荒野を
当てもなく
逃げている
どこまでも
どこまでも
駆け抜けて
私は、この丘で
誰かを待ち始めた
寒い日も
暑い日も
暗い日も
眩しい日も
いつまでも
動かずに
あの空を待ち望む
独りの背中
ただ
丸くなることだけはないと
いいきってみせる
だって、其処に見つめるものは
自分自身の
希望だから
堂々と胸をはり
笑われようと
罵られようと
決して折れることなく
狭くとも
小さくとも
私は
私のままで
立ち続けるのだ
それが
現実から
逃げていると
優しさに抱きつかれても
空を見上げ
変わることはない・・・
by幻想師キケロw
一見光に見えるかもしれません。
ですが
この詩は一言
「死」だけを見つめているのです。