嬉し涙
おもむろに手を差し伸べた
かつての笑顔が眩しい写真
飛び出した
もう一人の私
冷め切った私の片手に
両手を重ね
ぐいぐいとどこかへ誘う
あの頃へ?
それともあのときへ?
気がつけば
懐かしく
ぽろ、ぽろ、ぽろ
ぽろろ、ぽろ、ぽろろ
温かな涙を流していた
そこに
どうしたの?と
大きく安らぐ手が肩に乗る
それがまた嬉しくて
気がついてもらえたことが嬉しくて
ぽろ、ぽろ、ぽろ
ぽろ、ぽろ、ぽろ
もう止めどなく流れてしまう
だから
泣きながら万遍の笑みで
なんでもないと言った
君の手に
私の手を重ねた
過去の私も・・・
君で良かったと
想いながら
by幻想師キケロw