ありのままに | 梟霊のブログ

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とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

ありのままに
 
 
 
 
あなたが残した最後の手紙
それは一言ではなく
何気ない詩
凄いとも
下手とも
いえない中立で
まっすぐに
まっさらに
歌っていた
悲しみに暮れる私には
どうでもいい言葉たち
せめて一言
ごめんとでも書いていれば
諦めもついたのに
あなたは手紙の中でも
笑って大好きと叫び続けているの
どうして・・・
 
頬を伝う涙が
想いを載せて
あなたのこころへ落ちていく
弾け飛んだ姿は
あの頃の花火のよう
世界というものを
世界というままに受け止めて
あなたからのその言葉を待っていた
そのころは嬉しくて
楽しくて
見るもの全てがふわふわと浮かび
夢のようだった
そのときに流した熱い涙とは違う
今は・・・
どこか冷めてしまったもの
なのに
その詩は
少しずつ
少しずつぬくもりを取り戻してくれる
消したはずの炎を
ぽっ、と灯してくれた
泣きながら
思わず笑ってしまう
悲しいはずなのに嬉しくて
寂しいはずなのに
傍にいて抱きしめてくれているようだったから
 
今はそう・・・
やっぱり寂しい
誰もいない部屋で笑う
あなたの顔を見つめると
悲しい
でも、でも・・・
あの詩が傍らにある限り
その世界をありのままに
受け止めて
あのころより
もっと深く受け止めて
好きなんだという思いを拾い集めてる
幻想に惑わされないように
誘惑に負けないように
一つ一つ
ゆっくりとあなたを感じ
あなたを探すの
何もあなたを引き止めているわけじゃないのよ?
私も
あなたを愛していたから
その想いを嘘にしたくは無いのよ
だから
拾い集めたカケラを
こんどは私が詩にして
向こう側にいる
あなたへあげる
ちゃんと読んでよ?
そうでないと本当に嫌いになってしまうから・・・
 
 
 
 
 
 
by幻想師キケロw