見えるかい? | 梟霊のブログ

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とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

見えるかい?
 
 
 
目蓋を閉じたその先で
待っているのは暗闇
心が不規則に揺れるときは
そこが怖くて仕方が無い
落ち着かない
どうしてだろうと
起きては、カーテンを開け
静かな夜を見つめるの
熱く脈打つ心臓が
少しでも冷めてくれたらいいなと
想って・・・
 
私は舞い降りた
誰でもない君の元へ
抱きしめるため?
いいやちがう
遠くにいる私自身から
この言葉を伝えるために
訪れたに過ぎない
なぜなら・・・
この姿は、君が作り出した
理想という幻想なのだから・・・
 
君は言った
伝えたいと願ったとき
言葉が零れ落ちた
やがて言葉は
想いを載せて詩となる
詩は、音を纏い歌に姿を変えて
星空へ
心世界へ
轟いて行く
歌は波となり物語を紡ぐ
紡がれた物語は誰かの手で
命を宿し
そして
私たちへ生(な)り得たのだ
君は行った
私の理想のままで
銀の翼を羽ばたかせ
私の闇の果てへ・・・
君は誰?
君は人?
どこかにいると言ったけど
私には今の君しか判らない
ねぇ・・・置いていかないで?
この暗闇で、独りにしないで?
でも、もう・・・
君は遥か上空に輝く
たった一つの星のよう
今の私ではまるで追いつくことが
出来ない・・・
 
私はその場を後にする
伝えなければならないからだ
見下ろすと不安げな顔が私を見つめ
手を伸ばしていた
大丈夫
君にはもう光が届いている
仄かに微笑み
私は背中を向けた
そして祈ろう
願わくば
いつか誰かに
君自身が降り立っていることを・・・
 
 
遥かなる時の果てに
誰かの闇を照らす光がいる
うつむいて泣いている子らに
手を差し伸べて
見えるかい?
と問いかけた
子供たちは
驚きと不安
そして何より希望を目の前にした喜びを
顔いっぱいに浮かべ
大きく頷いた
その光は何かを耳元で囁くと
暗闇の果てに飛び立った
その姿はまさしく
天使となった君に間違いない・・・
 
 
 
 
by幻想師キケロw