空白の世界
太陽が天高く聳える
その下で私は
土をね
耕している
ただ、ただ、ひたすらに
おこしている
すると
不思議な声がする
何かがサラサラと謳っているんだ
無意識という
空白の世界の先で
どこまでも続いているのだろうと
思い込む日常が
たった一つの声で終る
目の前の世界が
まるで心地よい夢でも見ていたかのような
幻想に変わり
今これからが険しい山々を登る
旅のように思えて仕方がない
私はこれほどまでに世界が小さく思えたことはなかった
だからこそ
この小さな紙に描けるのかもしれない
一つという全てを
空白の世界と共に・・・
by幻想師キケロw