思い出のダイヤモンド
君のいた夏
君が背を向けた秋
うつ向いた私だけの冬
そして・・・
向かい合った春
笑いあった
時の風が
長い年月を経て
私の耳元で囁くの
お互い、よう老けた手と手を重ね
銀色の指輪を眺めて
語らうの
あの時はそう
あの頃はそうとね
そしたらほら・・・
やっぱりそうじゃない
プロポーズは君の方から
木漏れ日の先の花のように
キラキラと輝く石を見せてくれた
そうだっけ?
そっぽを向いて白を決め込む君の白髪頭
もう・・・
でも、でもね
幸せなのよ?
今もこうして君といられる時間がある
どっちが先かなんて考えたくはないけれど
忘れたくはないものね
思い出のダイヤモンド・・・
同時に聞いた愛の言葉
どちらも煌めき
流れ出す涙は嬉しさから
溢れ出す涙は嬉しさから・・・
あぁ、この話を
笑いながら
ずっとずっと
君としていられたら
何もいらないのかもしれませんねぇ
ふふ、縁起でもないですが・・・
君と居る
今この時も
むかしむかしの
春の瞬きも
幸せで
幸せで
きっとこれも
あのダイヤモンドと同じ
ぎゅうぎゅうに押し固められて
無駄なものが無くなって
透き通った結晶になった
思い出というダイヤモンドなのでしょうね・・・
by桜年のキケロw