忘却の二重双 | 梟霊のブログ

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静かに、生暖かく見守ってください

忘却の二重双
 
 
 
 
今日も僕は泣いている
暗い暗い、心の奥底で
大声で泣いている
苦しいと叫び
憎いと怒る
苦痛に悲鳴を上げ
誰かに殺してくれと言った
 
一人になれば
独りになれば
死にたいと口ずさむ
殺してくれと願う
仮面の先の笑顔も
仮面の先の楽しさも
ホタルのように光っては消えていく
僕は誰なのだろうと
無表情で空を眺め泣いていた
 
死にたい・・・
死ねば楽なれる
けれども死ぬ勇気がないから
この太陽の下で
ゆらゆらと生き続ける
光り輝く仮面をかぶりながら
吐く息に銀を織り交ぜて
漆黒の影を色濃く何処までも伸ばしながら
今日も朝を迎えた
 
二人の僕がいる
心は一つなのに
仮面の先の瞳の中に
違う僕がいる
誰だろう
誰だろう・・・
誰だろう、そこにいる僕は・・・
希望に眼を輝かせ
何かを誰かに話している
嘘だ・・・
そんなこと一度たりとも思ったことない
嘘だ・・・
そんな出来事、夢を想ったことなど・・・
嘘だ・・・
嘘だ・・・
嘘なんだ・・・
誰か、気がついてよ・・・
僕にも、その嘘にも
気がついてよ・・・
暗がりで
また、泣いた
誰のためでもなく
自分のためでもなく
ただ、孤独に声を張り上げて
泣いていた
すると、いつの間にか大人になった僕が
トンと肩を叩き
見下ろしていったんだ
 
【諦めろ、お前が表に出ることはもうない。世界は、臆病者に優しく出来てはいないのだ】
 
何かが喉に詰まった
声が出ない
僕は、泣き崩れ
真っ暗な地面に
生暖かい水たまりを創り
ただ、広げていくしか無かった・・・
心の闇に悠々と去っていく
自分自身の姿を
眺めながら・・・
 
 
 
 
by追憶のキケロw