願うとすれば・・・
この星空へ
願うとすれば・・・
幸せだけでよいのだろうか
明るい未来だけでよいのだろうか
スヤスヤと
眠れる我が子を前にして
暮れゆく闇と等しく
厳しさもまた
望まなくてはならないのではないか
未だ見ることのできない
君のことだもの
ただ、安易に祈っても
私たちの不安が
消えてしまうことはない・・・
この青空へ
願うとすれば・・・
健やかであれ
伸びやかであれ
無邪気に笑う我が子の横で
君の名を呼びながら
ふと考える
行き着く不安とその先を
僕の背が、抜かれる頃に
一体どんな大人になっていることだろうか
この手が、頭を撫でてやれる時間が一瞬であると
理解しているからこそ
どう在るべきか、どうしてやるべきか
沈みがちになりながら
眺めてしまう・・・
もしも、神様へ
願うとすれば・・・
間違いなく
初めて立ち上がる我が子へ
しっかりと生きて欲しいと
願うだろう
それはその
傍らに居る時間の短さを
僕らが理解しているからこそ
私たちが居なくなった時を
考えているからこそ
どこまでも、いつまでも
悔いのないように生きて欲しいと
願うだろう
それは、どこの神様にだって
等しく祈ってしまう
愛おしい者へ捧げる
もっとも近しく
もっとも温かな愛・・・
なのではないのだろうか・・・
by銀翼のキケロw