オモカゲ | 梟霊のブログ

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とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

オモカゲ
 
 
 
嬉しい時も
悲しい時も
抱きしめる
腕の中に蹲る、まだ、理解できていない君
なんども、どうして?と聞いてくる君
思わず怒鳴ってしまっても、頑固に帰ってくると聴かなかった君
拗ねて遠くまで歩いた君
まだ、小さい君を抱きしめて
お互いに
こらえた涙の声が、時間が
もう、遠い記憶になろうとしている
気が付けば
僕の手は、紙を握りつぶした時のような
シワが広がって
僕の身体は、鉛を背負ったように重い
それでも
心だけは、不思議と軽い
まるで支えられているようだよ・・・
旅立った愛しき人の面影が見える
ウエディングドレス姿で歩く君の姿
私の腕を掴む
大きくなった手を感じながら
目の前でグルグルと回る思い出を
全身で感じて
必死で涙を堪えながら
二度目の別れを想う
ありがとうの言葉を聴きながら
 
拍手で見送られた君の後には
風の遊び場所になった小さな部屋が一つ残る
独りに慣れていたはずなのに
どうしてこうも
しみじみとして
じんわりと泣けてくるのだろう
どうしてこうも
ほこほことして
じんわりとあったまるのだろう
まだ、生きている僕が
小さな名前だけになった愛しき人を見つめ
何かの達成感に包まれて
星を眺める日々に
どこか、迎えをうきうきしながら待っている僕がいて
本当の別れが、もう目の前まで来ていると
感じている
でも、もうちょっともうちょっととワガママを言って
一日一日と、生き延びる
ゴメンな?
お前さんや・・・
 
嬉しい時も
悲しい時も
抱きしめる
堪えきれなくなった涙は
腕の中へ落ちていき
かすれた声で
確かめあった
絆も、愛も
偉大さも
 
楽しい時も
落ち込んだ時も
抱き寄せる
抑えきれなくなった涙は
胸の中に溢れていって
遣る瀬無い一言一言で
解りあった
苦しさも、喜びも
現実と幻想も
 
たった一人欠けた世界の中で
手をしっかりと握り締め
よくもここまで来たもんだと
神様に言われたような気がした
桜が舞う季節
視界がまっしろになる
暗い部屋にそっと寝そべり
胸に上に誰かの手が置かれた
お疲れ様と言われた
まだ眠気でクラクラする僕が
瞳を開ければ
遠くで暮らしているはずの君の姿
いつ帰ったんだと問いかければ
呆れ顔で、頬を抓った
寝ぼけてないで行くよと少し強い口調で
言ったかと思えば
無理やりに僕の躰を起こす
そして、万辺の笑みを向けながら
僕の手を繋ぎ、駆け出した
朝陽のような心地好い光の中へ
そう、紛れもない愛しき人・・・
だった・・・
 
久々に笑い
想いの全てをぶつけて
そして、胸の中で泣いた
あのころの君とは逆で
今は、僕の方が幼いのかもしれない
泣いても
泣いても
まだ、こぼれ落ちる涙が
喪服姿の君へ
今頃、雨となって降っていることだろう
けれども、僕がいなくても
君は、もう、大丈夫
君の手が、もう一人の君の手をしっかりと握れているのだから
君の幼かった頃のオモカゲが
色濃く残る可愛い子供じゃないか
しっかりと育み
大人にして、見送ってやれ
いついかなる時も
厳しくも優しく
熱く、そして、心地よく
支えてやるんだ
さぁ、もう泣くな
僕も、泣き止むから
君は上をむいて
僕と愛しき人は
君の傍らで
見守って
進んでいこう
未来と言う名の子供たちのために
そして、また、どこかで会おう
君と僕、愛しき君の母と
三人で・・・
イメージ 1
※ヤフー画像【空】参照
 
 
 
 
by蒼想のキケロ