白い詩
閉じこもる人へ
嘘の手紙を書いた
楽しいとか仲間がふえるとか
そんな在りもしない事を書いて
提出した
とある授業の日
何が楽しくてこんなことをするのか
何の意味があってこんなことをするのか
私には理解できなかった
結局、その人はくることもなく
已然として、変化は無かった
改めて思えば・・・
先生たちのご機嫌取りのお遊びにしか見えない
それも
タチの悪い、残酷な遊びだ
また、忘れた頃
書くように言われた
結局のところ、書く事なんて何もない
来たところで、なんの解決にもならず
ましてや、ストレス発散の良い的【まと】になるだけ
私は、白紙に想いだけを込めた詩を書いた
先生には、怒鳴られた
なぜなら、ただの白紙だから・・・
けれども
私は、これを見れば
その人は、理解すると言った
不機嫌そうに首を傾げ
黙り込む
何も知らない大人
先に生まれたと書く大人
だから・・・なに?
白い紙は、その人のところへ旅立った
果たして理解できるだろうか
伝わるだろうか
変に落ち着かない
不安というのだろうか
でも、それが真実の手紙
何も書かれていない
重みがない
縛りもない
強制もしない
ただの紙
意味するところ、なんてことはない
来る気があれば来ればいいし
来る気がなければ来なければいい
自分で決めて
自分で選択して
自分のままで
そこに存在してればいい
なにも、無理に来たところで
大人のポイント稼ぎに利用されるだけだ
君にはなんのメリットもない
だから、この手紙はあえて白なのだ
好きなとき
好きなように
歩いて行こうよ
たったそれだけの想いを詩にして
何も書かずに込めただけ
だって、君に与えられた同情も
君の甘えもワガママも
私が奪う理由はどこにもないから
byいつの日かのキケロ