腕の中
腕の中で眠る子よ
安らかな吐息で眠る子よ
私を恐れず
私を憎まず
無垢な瞳を向ける子よ
お前はどうして
其処まで寄り添える
もしかしたならば
お前の父と母を
奪ったのかもしれない存在に
そこまで疑うこともせず
まっすぐに笑顔を向けてくれる
私の冷めた眼差しに睨められてなお
抱きしめてくれる
あぁ、なんとも
なんとも心地好い温もりなのだろうか
だからこそ
私は思う
なぜ、この手は
この本能は、お前たちの成体を憎み続けるのだろうと
今問いかければ
お前だけは
私の罪を許してくれるのだろうか・・・・
神でさえ許さぬ
私の罪を、永遠に・・・
by龍宝のラグエル