道のり
波立つ雪の草原
晴れわたる空に
響きわたる空っぽの風
私は、その美しき水平線に
汚れた軌跡を刻む
ミシリ、ミシリと
鈍い音を
波紋のように世界へ広げながら
この雪ように純白の聖女のもとへ
馳せ参じんがために
無謀とも言える
この道と道のりを
ただ一人で越えようというのだ
あぁ、神よ
もし、アナタが其処にいるのなら
どうか
私が、かの地へ赴くまで
見守っていてください
この魂の炎が
消えてしまわぬように・・・
by銀翼のキケロ