解放
ゆっくりと開いていく
私の石の扉が
アナタの言葉に溶かされて
アナタの背中に守られて
鈍い音を響かせながらも
私の閉ざされた心が開いていく
それは
人を恐れていた私には
信じられないほど呆気なく
簡単に踏み込んできたアナタとは
名も知らぬ他人から始まった関係
それなのに
どうして、開いていくのだろう
閉じこもってから
何度も、自分から開こうとしたのに
びくともしなかった
重厚な扉が
アナタが笑うたびに
アナタが泣くたびに
少しずつ軽くなって
少しずつ削られていく
どうして?
アナタの呼ぶ声が
とても心地いいの・・・
まるで澄み切った川の中にいるように
心地いいの・・・
一点の曇のない
私の名を呼ぶ
アナタの声が光となって
扉のむこうから差し込んでくる
暗い暗い心の闇に踏み込んでくる
太陽の光のように
貴方は歩いてきた
私の目の前まで
あぁ・・・開いていく
差し伸べられたアナタの手を握って
私は立ち上がるの
それは夢にまで見た
呪縛からの解放
鎧を少しづつ降ろして
裸になった私を抱きしめて
泣いてくれた・・・
嬉しいという感情がこみ上げて
溢れ出たときには
泣いていた・・・
子供の時のように
大声で、いつまでも
しがみついて
泣いていた・・・・
by平原のキケロw
ん~・・・ちょい微妙な仕上がりだった反省・・・