月光と月影
誰もいない湖に
顔を覗かせる丸い月
空の上にある月に手を伸ばそうが
届きはしない
湖面の月に手を伸ばしても
消えてしまうだけ
まるで
貴方を想う私のよう
胸躍る日々に笑顔だけがあるわけじゃない
いつでも
あなたがいなくなる・・・
それを恐れている影もある
貴方という光に照らされて
闇夜で美しく輝いていようとも
その美しさを常に湖面の鏡に映し出していなければ
自分が判らなくなる
そう・・・
怯えている
どうすれば貴方のように輝けるのだろう
どうすれば貴方のように前に進めるのだろう
強く優しい貴方の手を頬に寄せて
静かに想う
温かいと・・・
【ねぇ?聞いていい?】
【どうして、そんなに上を向いていられるの?】
不思議そうな瞳
吸い込まれそうな澄んだ瞳
その奥底に臆病な私の顔・・・
きっと貴方から伝えられる
言葉が怖いんだ
【―{傍に居てくれる人がいるから}―】
期待していた言葉のはずなのに
手をすり抜けていくように感じた
なんども
なんども
聞き返した
その言葉を疑っていた
信じたいのに信じられない
いつの間にか
私自身が、貴方を遠くに追いやっていた
眩しすぎるから・・・
どうしよう、解らない・・・
もう一度、貴方の顔を見つめたいのに・・・
見れないよ
見えないよ
【―{大丈夫、大丈夫だから}―】
痛い・・・
熱い・・・
貴方の胸の中で
グルグルと
回っていた世界が止まり
静けさを取り戻した
そして、止まっていた物語が
ゆっくりと動き出した
真っ暗な世界で目を閉じて
いつか来るかもしれない真実から逃げていた
其処に差し込んだ光
静かに撫でてくれる
抱き寄せて頭を撫でてくれる
誰?
恐る恐る見開いた世界の真ん中に
静かに微笑んでいる
月光に映し出されて・・・
キラキラと・・・
月影に寄り添うように・・・
優しく近づいてくる
嘘、でも嘘じゃないんだよね?
本物の月光と月影の間を
私たちは踊るの
一つ一つ不安をかき消しながら
流れるように
確かめ合うように
手を合せ
なんども行き交い
光の貴方と
影の私が
重なり合って
銀色の光を散らせながら・・・
愛を謳い
恋を燃やすの
時間が許してくれる限り
運命が微笑んでいる限り
ずっと、ずっと・・・

byキケロw
【direct diveの続編です♪】あの詩が青春と例えるのなら
この詩は・・・さて、なんでしょうね♪
ちなみにモデルもいます
5人(♀)ほどwww