ガーベラ
ここはどこ?
私はなぜここにいるの?
暗闇に目覚める人々・・・
等しく差し込む光を見上げ
誰もが同じことを思考する
見知らぬ顔を向け合い
ある者は恐怖した
ある者は嫌悪した
ある者は泣きじゃくり
ある者は失望した
おお神よ・・・
我らはなぜ
この闇へ閉じ込められるのか
暗闇に次々と立ち上がり
草木の芽吹きのように
光を浴びている
だが、受け止めるものは
ひとりひとり異なった
ある者は求め
ある者は考え込み
ある者は笑い
ある者はそのままに受け止めた
あぁ、我らを照らす母なる光よ
我らの絶望を祓い給え
等しく有る道々を明るく照らし
優しく微笑みたまえ
人々は口を揃えた
【我らは、何処へ向かいどこで果てるのだろうか・・・】
人々は口を揃えた
【光よ、我らを照らす光よ・・・。神の身元へ導きたまへ】
人々は唱える
【主よ、我が罪を許したまえ。】
光は照らす
人々の素顔を
優しくほほ笑みかけるように
包み込むように
何も語らず
じっと動かず其処にある
差し込む光の柱は
差し出された手のように
導いている
一人歩きだした
フラフラと
一人歩きだした
しっかりと
足取りは違えども
目標は同じ場所
ただ、安らぎを求め
目指した・・・
誰もいなくなった
闇の中に
残ったもの・・・
たった一本のガーベラの花だった
燃えるような真っ赤な花びらを
誠意一杯伸ばし
光を目指していた
その姿は神の愛で
燃える翼を持つ
天使そのものだった・・・
byキケロw
ガーベラ:花ことばは神秘!