その向こうに | 梟霊のブログ

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適当に詩をUPします。
評価に、興味なし
フクロウ大好き
きのこ大好き
山菜大好き
ハーブ大好き
とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

その向こうに
 
 
僕の瞳が
この世界の醜いものばかりを
映し出すのなら・・・
僕には、この瞳は要らない
 
僕の耳が
この世界の汚い言葉ばかりを
聞き取るためだけにあるのなら
僕には、この耳は要らない
 
僕の鼻が
この世界の腐敗した臭いだけを
かぎつけるのならば
僕には、この鼻は要らない
 
僕の口が
この世界に嘘をもたらすのなら
僕には、この口は要らない・・・
 
僕の心が
この世界を陥れる
暗い存在であるならば
僕には、この心はイラナイ・・・
 
全て、総て、スベテ
僕には要らない
この命でさえも
この世界の災いになるというのなら
要らない・・・
イラナインダ・・・
 
デモ・・・
 
僕は手放せない
弱虫なんだ
この瞳が眺める、たったひとつの星は
美しい・・・
この耳に届く、大地の躍動は
美しい・・・
この鼻を掠める、季節の香りは
美しい・・・
この口が奏でる、愛のメロディーは
美しい・・・
この心が、誰かの支えでいられるのなら
美しい・・・
この命が
この命でさえ・・・
誰かが必要としてくれるのなら
どんな暗闇の中でも
光を放ち照らし続ける
美しく・・・
誰かを焼くこともなく
誰かを惑わすこともなく
ホカホカと
ポカポカと
程よい温もりをもって
そう
それはいつか見た君の笑顔のように
 
僕は弱虫だ
手放すことも
終わらせることもできない
なぜなら
僕の魂が感じている
その向こうには
まだ光がある
その向こうには
まだ希望がある
その向こうには
まだ君がいると
信じているから