夢への扉
僕が瞳を閉じて
少しすると
必ず君が笑顔で現れる
優しい笑顔
僕が、軽く手を振ると
君も胸元で手を振る
真っ暗な世界に
君は、ぼんやりと輝いて
変わらない優しさに包まれて
僕を、見送りに来る
さぁ、そろそろ行って来るよ
僕は、そっと扉に手をかけた
白い光が溢れてくる
その光が強くなるほど
君の笑顔が幻となって
消えていった・・・
そして
僕は、歩き出す・・・
その扉の向こうへと・・・
時々思う
僕が、夢を見る前に
君が現れるのは
僕が、悪夢を見ないように
心配しているからなんだと
幸せものだな・・・
こんなにも幸せものに
なってしまって・・・
僕は、君を不幸にするかもしれないな・・・
だって、いつまでも君を
独り占めしたくなるから・・・
冗談だよ
ありがとう
大丈夫
今日も、いい夢を旅してくるよ
そして
還って来たら
君に話してあげよう
僕の冒険談を
いっぱい、いっぱい
君へ届けてあげよう・・・
心配性な君のために
僕の勇姿を聴かせて上げよう・・・
だから・・・・
大好きな君へ
【行って来ます】