さよならということが・・・
さよならと
さよならということが・・・
こんなにも
躊躇う(ためらう)言葉になるなんて
さよならと
さよならと告げることが
こんなにも
悲しい言葉になるなんて
私は、口を閉ざして
泣いていた
白い部屋が
君と私で狭くなる
君の悲しげな笑顔と
私の乾いた笑顔
ぎこちないこの空気が
たまらなく嫌だった
私以外の人が
生けた花がシュンと俯いて
私の心を映し出している
言ってしまいたい
今此処で
言ってしまいたい
君の事を好きだと
でも、言えなくて
また俯いて・・・
ただ一日が過ぎていく
そして、心無いさよならを
なんども君へ
何度も何度も君へ
そんなつもりは無かったのに
言っていた
さよならと
さよならということが・・・
こんなにも
躊躇う言葉になるなんて
さよならと
さよならと告げることが
こんなにも
悲しい言葉になるなんて
私は、口を閉ざして
泣いていた
別れ際の寂しそうな君の
笑顔を思い出しながら・・・・
この空を
君は見ているのかな
この夜空を
君は眺めているのかな
離れていても君を思う日々
足を運べば直ぐなのに
君のことばかり考える
あの純白の部屋の中で
たった一人の君
今度はどんな話をしよう
次はどんな、お菓子もって行こう
そればかり
君は気づいているのかな?
私の気持ち
気づいていたら嬉しいな
私の想い
私だけが浮かれて
私だけが戸惑う日々だった
さよならと
さよならということが・・・
こんなにも
躊躇う言葉になるなんて
さよならと
さよならと告げることが
こんなにも
悲しい言葉になるなんて
私は、口を閉ざして
泣いていた
君が夕焼けに隠れながら
手を振って送ってくれた思い出と共に
さよならということが
こんな別れを生んだなら
さよならという言葉が
こんな想いを生んだのなら
またねって
言っておけばよかった・・・
君の大好きだった砂浜で
震えた声で
ぽつりといった・・・
それは直ぐに
細波がかき消してしまったけど・・・