疑心暗鬼~初まりの悪~
そのとき、僕の世界は止まった
僕の周囲全ての目線が
僕に集まっている
何もしていない
何も悪くない
何故
そんな眼を僕に向ける
真実が
現実に捻じ曲げられていく
何故?
どうして?
僕にはその歪み
捩れを止める術がない
皆々が
指を僕に向け始めていく
何がなんだか
理解が追いついていかない
僕じゃない
僕じゃない
僕じゃない
僕じゃない
僕じゃないんだ・・・
世界が閉じられていく
閉じ込めないで
本当に何もしてないんだ
閉じ込めないで
僕を一人にしないで
この暗闇に
閉じ込めないでよ
背を向けて
遠ざかっていく
親友
恋人
親
僕を知っている全ての人
僕をどこかでしった全ての人
冷たいまなざしで
見つめながら
遠ざかっていく
たった一人、真実の悪だけが
立ち止まり僕を見て笑う
笑いながら
僕に背を向けた
ふつふつと燃える
怒りが僕の中に灯り出す
あぁ・・・そうか
正義という名の真実は・・・
無かったんだ・・・・
僕は、闇に堕ちた・・・