悪魔の魂~ループ~
いつかの夢の中
殺風景な場所は
僕の心そのものなのだろう
そこに巣食う
奇奇怪怪なものたちは
僕の欲望が変化したものなのだろう
そして
目前にいるお前は・・・・
誰だ・・・
誰だ・・・
誰だ・・・
僕と同じ姿で
不自然な笑みを浮かべる
誰だ・・・
誰だ・・・
誰だ・・・
気持ち悪い・・・・
お前は!!
いったい誰だ!!!!
痛覚が麻痺した
夢という世界で
お前の持つそれはなんだ
温度が麻痺した
幻という世界で
お前が振りかざすそれはなんだ
やめろ・・・
やめろ・・・
ヤメロ・・・
や・・・めろ・・・
やめ・・・てくれ・・・
やめろぉおおおおおおおお!!!
夢の終わりに見た
灰色の世界
そこに広がった
真っ赤な水
去っていくお前の姿に
どさりと倒れこむ
肉の塊
そう・・・僕だ
痛みはない
けど
僕の体には
首がなかった・・・
モノクロになっていく世界が
次第に薄れていく
そして
目覚めたとき
再び僕がそこにいた!
繰り返し見せ付けられる
もう・・・いやだ・・・
もう・・・許してくれ・・・
もう・・・やめてくれ・・・
僕は、この世界でも
はっきりと輝く刃物を手にした
今、目の前にいるお前を
目障りなお前を
殺してやる
葬ってやる!!
この連鎖を終らせてやる!
こわばった表情を見せても
無駄だ・・・
許さない、許さない、許さない
ユルサナイ
僕は、振りかざした
僕は、僕の首を飛ばした
あぁ・・・やっと終る
やっと・・・この悪夢から開放される
いつの間にか
僕は、奇声にも似た笑い声を
この空間全てにとどろかせていた
あたかもそれは
悪魔のよう
悪魔にでもなったかのように
狂喜していた・・・
この無限にも似たループから
抜け出せるのだと・・・
狂気していた・・・