ひとつ
ほのかに温かい部屋
蛍光灯の下で
本を読んでいると
ふわりと
君が寄りかかる
どうしたの?
眠いの?
「うん・・・」
そういって
すやすやと
眠り始める
君・・・
肩から伝わる温もり
真っ白な洋服から漂う
ヒヤシンスの仄かな香り
静かな呼吸音
僕は
君の頭を
そっと撫でながら
ほっと笑みをこぼした
幸せそうな君の顔
なんだか照れくさい
でも・・・
いつまでもこんな幸せが
続けば良いな・・・
と、ひとつの願いを
僕は、ぽつりとつぶやいた