時を越えて・・・
この広い世界に
宇宙・・・を教えてくれた人は
だれだろう
僕の見上げる先にいる
君?
それとも
この歌から伝わる
君?
胸の中にいる君?
この輝きをくれたのは
誰だろう
僕の見つめる先にいる
君?
それとも
この音楽から感じる
君?
心の奥にいる君?
なぜだろう・・・
どうしてだろう・・・
少年は、その美しい世界を
瞳に写し
想像を広げていく
だが、それも
時が少しずつ汚していく
少年が彼・・・と呼ばれる頃には
もう、空を見上げることはないだろう
重い現実がふたをしてしまうから・・・・
時を越えて・・・・
彼が石の中で眠るとき
彼が、そこで希望を燃やし
想像を夢見ていたことなど
誰も知らないだろう
だが、一人の少女が
かつての少年のように
想像を膨らませ
何かを祈っていた・・・・
この少女も
いつかは忘れてしまうのであろう
その願いも
この想いも
だが、彼のように
今も昔も
純粋なものたちは
空に夢を描き続ける
もしかしたら
星というのは
その、大きな絵の
一欠けらなのかも知れない
雲というのは
その、大きな絵の・・・
残骸なのかもしれない・・・・
少女が大人になり
そして、眠りにつけば
また此処で、
新たな星と雲を作る
子供たちが
果てのない空に
夢を描く
時を越えて・・・
永遠に・・・